あらすじ:Part1 「Cabret N.Y.」
1926年ニューヨーク、二流通信社ワールドニューズピクチャーズのカメラマン、オーガスタス・ピクフォードは、マフィアのボス、ジャン・カルロが撃たれ病院に入院し、その写真を撮るために病院に潜入した。唯一ジャン・カルロの病室に入り写真を撮ることに成功したのだが、ジャン・カルロの「遺言」を頼まれ、目の前で死なれてしまう。
ジャン・カルロがオーガスタスに残した遺言とは、カルラという女に花を届けて欲しいということだった。(C)咲花圭良
オーガスタスは証拠写真でジャン・カルロの死をすっぱぬいた後、カルラに花を届ける。が、カルラは受けとらず、オーガスタスを追い返してしまった。ところが、その後、カルラにカルロからの遣いという連中が迎えにやってくる。不審に思ったカルラは見繕いと偽って密かに抜けだし、オーガスタスのところへと逃げ込むのだが…。
ストーリーは上記のPart1 「Cabret N.Y.」、そして火事現場で思わず撮影してしまった美しい青年と、同僚サーの紹介でアルバイトに入ったダンスホールで再会、のちニューヨーク市長に立候補する予定の州上院議員B.B.フォレストと関係を持っていることや連続放火との関わりを描くPart2 「10Cent Dance」、そしてB.B.フォレストが世評をかわすために婚約をしたという一連のストーリーPart3 「Diamond Lady」から構成されている。